=宿泊施設管理システム
OTAから入ってきた予約がサイトコントローラーに集約されるわけですが、通常、サイトコントローラーは在庫管理までが主な仕事で、チェックイン業務、会計業務、アサイン業務などは行ってくれません。
PMSは宿泊施設に密接な関係を持つシステムとして、上記のような業務を行うことができます。商品によっては、従業員の出退勤管理もしてくれるものがあります。
OTAやサイトコントローラーについて知りたい方は、過去の記事をご覧いただければと思います。
ゲストハウスにおけるPMSの必要性
メリットは「アサイン(部屋割り)」
PMSを使用しているゲストハウスは、そんなに多くないのではないかと思います。
ドミトリーが主体で、2段ベッドを有しているゲストハウスにおいては、「誰がどのベッドに寝ているか」を管理することは重要です。
連泊するベッドとチェックアウトするベッドは常に正確に把握していないと、ゲストがスムーズにベッドを使えないことが起こったり、手間が増えてしまうため、PMSを使うと便利になることが多いと思います。
ただし、ベッド数が少ない場合は導入しなくても良い
ベッド数が少ない場合、部屋割りはエクセル等でも管理できますし、その他のチェックイン業務や会計業務、出退勤管理も、PMS以外の方法でも管理できます。
感覚的にですが、ゲストハウスでは、60ベッド以下の施設ならPMSは無くても良いのではないかと思います。あったら便利ですが、なくても通常業務は支障なく行えると思います。
まとめ
宿泊業界において、ホテルなどでは必須のPMSも、ゲストハウスにおいては、環境によって導入するかしないか、導入するにしても、どの程度の機能をもったPMSにするかは、変化するということだと思います。
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